企業訪問に行ってきました!その⑨前川牧場
2018年5月21日
今回は、玉城前川にある『前川牧場』さんの訪問レポートです。
訪問させていただいたのは1月なのですが、その後、雇用サポート窓口が繁忙期に入ってしまい
これまでアップできませんでした(汗)大変申し訳ございません…。
前川牧場さんは牛70頭前後、現在は子牛も合わせて80頭弱いるそうです。
訪問させていただいた1月はまさに繁忙期。夏や秋頃に種付けした牛の分娩が増えるためだそう。
別の小屋で大事に育てられている子牛たち。
くりくりとした目が本当にかわいい子牛。好奇心旺盛で私にも近寄ってきます。
子牛が産まれると細やかな世話が増え忙しさが増します。やはり生き物相手なので一頭一頭同じ仕事はありません。病気にさせないために微妙な変化にも気付かなければいけません。もちろん、すぐに分かるようになることではないので、試用期間の3ヵ月でも足りないくらいで、せめて1年は牛と向き合える方にぜひ来ていただきたいとおっしゃっていました。
また、未経験者の方こそ大歓迎だそう!!
体力に自信のある方はもちろんですが、大事なのはきめ細かい仕事が苦じゃない方。搾乳の機械も使用するし一頭一頭ミルクを採る量も違うので、機械操作や物覚えのいい方だと大変助かるそうです。
搾乳をする機械。一度で大量に搾乳できるのは良いが手順をミスしてしまうと大量に破棄することになってしまったり。責任重大な仕事なので、だいぶ仕事が慣れてきてからの業務になります。
この日、出勤されていた女性にお話を伺うことができました。
高校で酪農を学んだ方でなんとまだ20歳という若さ!前川牧場さんに就職して1年経つそうです。
Q.どうしてこの仕事に就こうと思ったのですか?
「動物が好きだったから。でも好きだけでもだめで、可愛いだけじゃなく凶暴な時もある。そこも含めて理解しないと続けられないと思います。」
Q.ここまで頑張ってこられた秘訣は何だと思いますか?
「週に1回お休みはあるし、朝と夕方の合間に空き時間もある。うまく活用すれば自分の時間もあるが、慣れないうちは疲れて寝るだけになってしまう。早く辞めてしまう人は、自分の時間を確保することができないのが辛くなってくるんだと思います。慣れるまで頑張ることと、私の場合は自分の時間が牛でも平気。仕事も牛だけど趣味も牛。だから頑張れるのかも知れません。」
と照れたような笑顔で話す表情からは、この仕事が好きという気持ちが強く感じられました。
今までも、酪農を希望される方を何名かご紹介していますが、残念ですが長く就労が続く方がいないという所が現状です。事業主さんがおっしゃるように、短い就労ではきつい部分の多い仕事かも知れません。ぜひ、長期就労を視野に入れて頑張ってくださる方に応募していただきたいと心より願っております。
まずは見学だけでも大歓迎だそうです!!
ぜひ、お気軽に雇用サポートまでご相談くださいね。
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